コンプレックス突破のためのワークアウトプログラム

Workout program for overcoming complex


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  • 私は、アスリートとしてスポーツを通して得た身体の動きを細かくキャッチする際の思考プロセスを応用し、スポーツの領域にとどまらないより拡張したイメージを持ち込み、物理的な体の動かし方やスポーツとの向き合い方を捉え直す試みをしている。

    本作品は、スポーツコンプレックスの克服を目的とし、その手段として6つのプログラムを提案し、私自身が体を使って実践するプロセスを作品にしている。
    6つのプログラムは、一貫して目的を達成させるための手段において、多様な物の見方の必要性を訴えている。それは、スローラインに理想的なイメージを乗せる事だったり、過去の経験を目の前の出来事に変換する事だったり、道具と身体のつながりを見出す事だったり、精神的錯覚を自覚する事だったり、ダンスのように身体表現することなどである。

    本来、スポーツは実際にやってみないと精神と身体の深い世界まで知ることはできないだろう。私はスポーツを通じて得た私的で深い感覚を元にスポーツロマンを作品化したい。それは、スポーツに取り組む人々が自分の心身で得た発見を、多様な文化と柔軟に結びつけながら、結果に捉われない発想をし続けることで、誰もがスポーツの深い世界を見出せるのではないかという提案である。

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  • ▪︎2023.2  @京都市立芸術大学
      京都市立芸術大学 作品展