制作年:2020 年
素材:自動販売機 ペットボトル
空間サイズ:4000mm*1000mm*2000mm
自動販売機で全て同じ商品をを並べ、1 つ1つに違う名前をつけて、名前に沿って違う値段をつけて販売をする。というプロジェクト。
例えば、「この世でひとつだけの天然水 20000 円」「他のと同じ天然水50 円」と、同じ商品を売り文句を変えて販売している。
向島EXPOというアートイベントないの企画「開発好明プレゼンツ軒下プロジェクト」という、企画に参加した際の作品。
軒下プロジェクトとは、自分の住んでいる自宅前や経営しているお店の前の軒下の空間にアート作品を飾りたいオーナーさんと、そんな場所で展示してみたいアーティストをマッチングし、オーナーとアーティストが協力しながら作り上げていく企画。
複数メディアに取り上げられた。
紹介の仕方は様々で、怪しいBGM を使い事件性があるような紹介の仕方をしていたり、作者名やイベント名を伏せておもしろ自販機として紹介していたり、アート作品としてしっかり情報を載せてタレントがコメントしてくれたり、、、
メディアでの報道により、作品内で表現したいことを皮肉にも体現しているような現象が起きた。
私の作品の価値が上がったり下がったりしていたように思う。
◀テレビによる報道 (日テレ)
怪しい雰囲気の導入。
作家名は出されず。コンセプト文へは触れていない。
◀Web記事
作家名やの記載があったりなかったり
サイトによってまちまち。
◀テレビによる報道 ( TOKYO MX )
作家名やイベント名の情報をしっかり説明。
アート作品としてどう思うかタレントがコメントをしている。
◀Youtuber による紹介
実際に自販機で購入し、複数商品を飲み比べをしている。
値段と味の関係について感想を言い合い、結論を出している。
作家名やイベント名の紹介はなし。
コンセプト文には触れている。
提出した企画書の1部
飲料水を扱う複数の企業へ協賛の依頼として企画書を作成しました。
実際に時間をとってお話を聞いてくださる企業はいくつかありましたが、
残念ながら、協賛に到ることはできませんでした。
実際に設置させていただくシェアハウスに関わる方々と私のアイディアをもとに会話をしながら、どんな雰囲気がいいかとか意見を聞いたり、実施に向けリサーチを手伝ってくれたり、街の人々と協力しながら進めていく事ができました。
機械提供など関連する会社とも打ち合わせを重ねながら実現する事ができました。
京島という場所は、下町のすごく雰囲気のいいところでした。
設営中も近くに住んでいる人や小学生がたくさん話しかけてくれました。
つまらない!と素直な意見を言ってくれる小学生がいたりして、けなされているのに素直に言っているのがわかって嬉しい気持ちになりました。
どれもこれもとても貴重な体験になりました。
▪︎2020.9 すみだ向島EXPO 開発好明プレゼンツ軒下プロジェクト @墨田区京島